作成日:2026年3月23日 更新日:2026年3月23日

ジャカルタに飲食店を出したい!
*どんな物件があるの?
*家賃はどのくらい?
*契約期間は?
この記事では飲食店の出店候補物件について詳しく解説します。
飲食店の物件は大きく4種類あります。
1.ショッピングモール(フードコート含む)
2.Ruko(ルコ:商業地域の路面店)
3.オフィスビルなどショッピングモール以外の複合ビル
4.ヴィラなどの戸建て
** 他にも屋台やゴーストキッチンなどの出店形態もありますが、この記事ではこの4種類について解説します。
① ショッピングモール

ジャカルタの集客の中心はショッピングモールです。
ジャカルタ市内だけで70以上のショッピングモールがあり、モールを中心に大規模集合住宅・オフィス・学校などが建設されており、都市開発の中心の役割を担っています。
ショッピングモールは高級モールからローカル色の強いモールまで多様な種類があります。
日本食で進出するなら中流層〜富裕層が多い中・高級モールが主なターゲットとなりますが、高級になるほど家賃は高くなります。
集客力の強いモールも家賃は高額になります。
⚫︎賃料相場(固定家賃)
月額:4000円〜15000円 / ㎡
(例)50㎡店舗 → 月20万〜75万円程度
※高級モール(例:Plaza Indonesiaなど)はさらに高額
⚫︎賃料体系
・月額固定家賃
・売上歩合5〜15%(ない場合もある)
・サービスチャージ(共益費)月額:1500円〜5000円 / ㎡
・プロモーション費など:10万円〜
※プロモーション費などは任意支払・初回のみ などのケースもあります。
⚫︎契約期間
3〜5年が一般的
⚫︎初期費用
・デポジット:家賃の6ヶ月分〜12ヶ月分程度(契約期間満了後に返却・途中解約の場合は返ってこない)
・前家賃:物件によるが、契約期間全体の家賃の全額または一部を最初に支払う場合が多い。
(一例)
・面積:50m2
・契約期間:5年
・家賃5000円/m2 : サービスチャージ2000円/m2 : デポジット12ヶ月 : 前家賃は全期間の20%
↓ ↓ ↓
【初回支払】デポジット300万円+前家賃300万円=600万円+α(プロモーション費・工事デポジットなど)
【月々支払】家賃(80%)20万円+サービスチャージ10万円
【メリット】
•集客が圧倒的に強い
•富裕層・中間層がターゲット
•ブランド価値が上がる
【デメリット】
•コストが非常に高い
•自由な営業・施工が難しい(モールの営業スケジュールに合わせる必要がある / 施工に制約がある場合あり)
•撤退コストが高い(契約期間内に解約した場合、初回に支払った費用は一切返金なし/解体コスト)
② Ruko(ルコ)

Rukoは、商業地区の路面店です。
2-3階建て・幅4-5m程度の細長い物件が多いです。
1階を店舗・2階をオフィス・3階を倉庫、などのように多機能用途で使用することができます。
特定の階のみ借りることも可能です。
ショッピングモールに比べて賃貸費用が割安でコストパフォーマンスが良い反面、集客やセキュリティ面で独自の工夫が必要です。
⚫︎賃料相場(固定家賃)
250万円〜800万円 / 年
⚫︎賃料体系
・年契約・一括払いが多い
・サービスチャージは不要な場合が多い(特定階層のみ借りる場合は発生する場合あり)
・デポジット:月額賃料の1-2ヶ月分
⚫︎初期費用
・デポジット:家賃の1〜2ヶ月分程度
・年家賃:1年分一括払いが主流
【メリット】
•コストパフォーマンスが良い
•自由な業態設計が可能
•短期で撤退する場合のコストダメージが低い
【デメリット】
•集客は自力
•立地選定ミスは致命的
•駐車場問題
•警備員や建物修繕など、設備維持管理に追加コストが必要となる場合がある
③ オフィスビルなど

ジャカルタには多くのオフィスビルが立ち並び、ビルの下や中層階にレストランを出店することができます。
平日は多くの人がランチで利用しますが夜や週末の需要が弱いため、大きく成功するには目的来店してもらうための戦略が必須ですが、場所と業態がマッチすれば、ランチだけで利益を出すことも可能です。
ショッピングモールよりは固定費が安い場合が多く営業の自由度も高い物件が多いです。
⚫︎賃料相場
月額:2000円〜9000円 / ㎡
(例)50㎡店舗 → 月10万〜40万円程度
⚫︎賃料体系
・月額固定家賃
・売上歩合5〜15%(ない場合が多い)
・サービスチャージ(共益費)月額:1000円〜5000円 / ㎡
⚫︎契約期間
3〜5年が一般的
⚫︎初期費用
・デポジット:家賃の2-3ヶ月分程度(契約期間満了後に返却・途中解約の場合は返ってこない)
・前家賃:ない場合が多い
【メリット】
•安定したランチ売上が見込める
•ショッピングモールよりも低コスト
•高回転モデルに向いている
【デメリット】
•夜・週末が弱い
•高単価業態は厳しい(客単価1000円〜2000円程度)
•内装・設備はビルの方針に従う必要があり、想定外の施工コストがかかる場合あり。
4.ヴィラなどの戸建て

エリアは限られますが、独立したヴィラ・戸建ての物件で出店することも可能です。
有名なのはジャカルタのセノパティエリアで、直径1kmほどのエリアにたくさんの飲食店が立ち並び、連日富裕層で賑わっています。
行列になるほどの人気店もあります。
戸建てなので内装・外装の施工に非常にコストがかかりますが、コンセプトを強く打ち出すことができ、ブランド力の強い業態におすすめです。
初期コストが高額になるため、高価格帯(客単価10000円〜)の店舗が多いです。
*近年ショッピングモール周辺の空きスペースなどに簡易プレハブで店舗を作るケースも増えてきており、場所を見極めて家主と交渉できれば、比較的低コスト・中価格帯の業態を出店することもできるでしょう。
⚫︎賃料相場
年額:300万円〜1500万円
⚫︎賃料体系
・年契約・一括払いが多い
・サービスチャージは不要な場合が多い(特定階層のみ借りる場合は発生する場合あり)
・デポジット:月額賃料の1-2ヶ月分
⚫︎初期費用
・デポジット:家賃の1〜2ヶ月分程度
・年家賃:1年分一括払いが主流
【メリット】
•内外装・設備に制約が少なく、自由な業態設計ができる
•外観のSNS映えが狙える
【デメリット】
•集客は自力
•立地選定ミスは致命的
•駐車場問題
•警備員や建物修繕など、設備維持管理に追加コストが必要となる場合がある
日本と同様、インドネシアでも家賃や条件は原則物件オーナーとの交渉次第です。
・業態、価格帯
・ターゲット層
・出店エリア
・予算
などを事前に明確にし、物件の候補を絞って粘り強く交渉することが大切です。
PWIではあなたの業態にフィットする物件種類やエリアのご相談だけでなく、実際の探し〜家主との交渉・契約まで支援します。
